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温泉大好き! 温泉大国日本の歩き方

ホーム温泉大国日本は、どこに行っても温泉が楽しめる奈良県の温泉地

奈良県の温泉地

 奈良は藤原京、平城京があった場所で、日本史の最初の舞台となる土地柄。日本最古の木造建築「法隆寺」、日本最古のお寺「飛鳥寺」、日本最古の瓦の残る元興寺、日本最古の歴史書「古事記」が編纂された土地……上げて行けばきりがないほど、奈良県は古いもの、歴史のあるものの宝庫です。それでは温泉はどうかというと、残念ながらこちらはパッとしません。平安時代に湯治場として利用されていた温泉はありますが、他の古い温泉地のように奈良時代にはなかったようです。また近年進んだ観光地化のための温泉発掘もあまりなされず、温泉ファンとしてはちょっとさびしい土地です、そのかわり豊富な観光資源がありますから、数少ない温泉といえど、日本史の始まりを一緒に味わえる温泉といえるでしょう。

■十津川温泉郷
 吉野郡十津川村の湯泉地温泉、十津川温泉、上湯温泉も3つを指して、十津川温泉郷と呼びます。その中で最も大きな十津川温泉の温泉施設は6つ。しかも津十津川村はかなり大きく、温泉地同士がかなり離れていて、ひっそりとした温泉郷になっています。十津川村には世界遺産・熊野参詣道小辺路がありますから、世界遺産を巡る旅に利用するのがお得です。

■洞川温泉
 吉野郡天川村洞川にある温泉です。大峯山の登山口のひとつに当たる場所で、修験者、参詣者、そして登山客の拠点となりました。温泉の歴史は浅く、町は温泉街とはなってはいませんが、決して派手さのない木造の低い旅館が立ち並ぶ旅館街が、逆に趣を感じさせます。

■入之波温泉
 吉野郡川上村の、大迫ダム付近にある温泉です。入之波温泉平安時代からの歴史を持ち、江戸時代には湯治場として利用されてきました歴史がありますが、昭和の時代に大迫ダムの完成とともに、ダムに沈んでしまいました。そして温泉復活を願って、最近掘り当てられた温泉が、現在の入之波温泉の源泉になっています。

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